小さくてアットホームな職場は看護業務が山盛りになる

長期的にバリバリ働くつもりはなく

30代、既婚子どもアリの女性看護師です。現在は専業主婦をしています。私はもともと福祉系4年生大学を卒業して社会福祉士を取得したのですが、賃金の安さや将来を考え、今度は看護学校に入学し、看護師資格を取得しました。その看護学校は独立行政法人の付属学校だったので、そこへの就職を進められましたが、3交代制だったことと、看護学校入学時点ですでに結婚しており、長期的にバリバリと働くつもりはなく、子どもが生まれたら退職するつもりだったので、2交代制でアットホームな病院を選びました。

こぢんまりとアットホームな職場

そこは、病床数200床ほどの小さな総合病院でした。看護師の人数も少ないので、看護部長さんから、各科の看護師長とすべての方に、新人もすぐに覚えてもらえます。医師も威張った感じはなく、和気藹々とした雰囲気でした。

でも看護業務は山盛り状態

ただし、患者数、仕事量に対して、看護師が少ないので、必然的に残業が多くなるのがネックでした。夜勤の際には病床数30程度に対し、看護師二人でオペ後の方から、認知症の方の対応までしなければならず、緊急検査の場合は病棟に一人になることがしょっちゅうで、入院や亡くなる方がいた場合などは不眠不休で対応しなければなりませんでした。また、朝方には10人程度の採血をしながら、バイタルチェック、バルーンを含めた尿量などの排液チェック、さらに配膳、食事介助も5人前後はしなければならないので、のんびり働くつもりが全くそんなことできず、毎日いつ辞めようかと思いながら働いていました。

自分も体調を崩し患者さんのケアは行き届かず

その後、オペ日にはヘルパーさんを入れてくれるようになったので、配膳や食事介助の負担はなくなりましたが、あくまでオペ日だけなので、それ以外の日はこちらが死んでしまうんじゃないかと思うほど大忙しでした。このような夜勤を月7回程度していたので、周りの看護師さんを含めて、私も婦人科系のトラブルで悩まされていました。それに、バタバタした夜勤の日、ターミナルの患者さんが、手足が冷えて「寒い寒い」というので、保温に努めながら、手足を擦っていたら、「ごめんね。忙しいのにね。」といわれました。自分ではゆったりした気持ちで接しようと思っていたので、申し訳ない気持ちが今も残っています。

人間関係がよくても業務が多すぎるのは問題

小さな病院はアットホームな雰囲気は魅力的で、自分や家庭でなにかあったときなどは、コミュニケーションが取れているので助けを求めやすいですが、日常的な業務は分担化されていないので、なんでもやらなくてはいけなくて大変です。その辺はもう善し悪しですが、病院選びには注意したほうがいいと思います。