患者や医師と相談しながら進める透析看護業務

夫の転勤にともなって自分も転職

35歳既婚、子どもが2人いる女性看護師です。結婚後、夫の転勤が続き、私も何度も職場を変えています。去年南国から遠い北国へやってきました。これまで、救急・ICU5年、内科3年、透析6年、療養半年の経験があります。現在は、総合病院の透析室に勤めています。職場を選んだ基準は、家から近かったのと、託児所があったからです。認可されている保育園は待機児童が多く、また保育料が多額だったため、院内保育は上限一万円で預けられる所が魅力でした。

透析の業務は結構楽しい

透析で使用する血管は、血流量が多く針が刺しやすく、また透析の器械の扱い方も慣れればほぼルーチン業務のようなものです。また、患者さんの採血データから透析の効率が把握できるので、その時の患者さんの食べたものや生活の背景が垣間見ることが出来るのが面白いです。例えば、リンの値が高く「最近よく加工品食べてないですか?」と聞けば「そうなんだよーばれちゃったかぁ」とか。勿論、医師に相談しますが検査結果から透析の時間やダイアライザーの膜面積を調整してはどうか…など、医師と看護師と患者本人とが話し合って治療を進めていける所がやりがいがあって好きですね。

だけど食事指導は難しい

でも、透析の患者さんへの食事指導は苦手です。色々制限をすると、「そんなこと言われたらもう何も食べられないじゃないの!透析なんか、もうやらないから!」という患者さんへの対応・指導が難しいので、嫌いな業務です。

たまに緊急事態が発生すると胃が痛い

針も刺しやすく、比較的元気な患者さんの多い透析ですが、シャントが閉塞したり感染したりした時はそれはもう大変です。シャントの作り直しやブラッドアクセスの挿入、抗生剤の投与など慌ただしくなります。作ったばかりのシャントは細く刺すのも難しく、患者も看護師もドキドキします。何度も何度も刺すこともあります。止めたくても、針を刺さなくては始まらない治療が透析ですので、そんな患者さんの担当の時は本当に胃が痛かったです。

結局は経験の積み重ね

看護師も人間ですので、相性の合うシャントもあれば合わないシャントもあります。今日刺せても次は入らなかったり。でも、刺してなんぼです。繰り返し経験を積むことが一番です。